Archive for 08 March 2006

08 March

EIGOmate - ベジタリアンの理由もいろいろ

 みんな一緒の給食を食べ「好き嫌いなく食べなさい!」「残しちゃだめ!」というような一斉指導のもとで育ってきたということにおいて、『バランスよく栄養を取る』とか『食べ物を大切にする』という教えは浸透したものの、「理由があって食べない」という考え方をあまり良く思わない傾向に結びついているように思います。

 自分自身が好き嫌いがなく、珍しい食べ物に飛びつく食生活を送ってきたので余計にそう思うのかもしれませんが、海外に出て初めて「ベジタリアン」の人たちに出会い、それぞれがベジタリアン生活を送っている訳があることを知り、驚きました。

 宗教的理由というのはわかりやすいのですが、鶏を絞めた場面に居合わせて以来ですとか、テレビで殺生の場面を見てからベジタリアン生活になってしまった人も多いようですね。

 他にも、人間より体温の高い動物の脂肪が体内で固まりやすいから獣肉は食べない人ですとか、肉や魚はもちろん卵や牛乳、チーズも食べないビーガン VEGAN と呼ばれるベジタリアンの方達が健康に気を使っての選択をしていたりします。

 オーストラリアでは、もちろん家庭や学校で差はあるにしても、嫌いなものを無理に食べさせることは少ないように思います。学校給食という制度がないので、朝のおやつや昼食のサンドイッチなどを家から持って来たり、小学校でも食堂で自分の食べたい物を買って食べていることが多いのです。

 栄養的にも、食の楽しみという面からも、いろんなものを食べることのできたほうがいいと思いますが、子どもにどうしても食べたくない理由があるのなら、それを尊重するほうが後々いいのではないかと個人的には考えるようになりました。最近よく話題になっている「食育」という面でも、頭ごなしに何でも食べさせるやり方より、このほうが個人を尊重しながら食べ物について考える機会になるような気がするのです。

 オーストラリアに限らずイギリスなどヨーロッパでも、レストランにベジタリアン用のメニューがないところは少ないのではないでしょうか。ところが、ベジタリアンの海外の方が日本に来て食事をする際は、レストランに行ってもなかなか楽しめないというのが現状のようです。レストランで肉や魚が表面的に出ていなくても、ダシや調味料には肉魚類が使われていたりしますし、欧米に比べてベジタリアンに接したことの少ない調理師さんにとっては、そういう部分をうっかり考え落としてしまうことがあるようです。

 日本では、精進料理がベジタリアンメニューの代表ですが、何かマイナスのイメージがあるのは否めません。日本でも『ベジタリアンという選択』をもっと尊重できるようになったらいいなぁと思っています。


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